当社が行っていたセミナーに参加したことがきっかけです。
僕の両親は岩手で酪農を営んでおり、「もっと農家の気持ちを理解しして、寄り添ってくれる獣医師がいたら」と小さいころから思っていました。
大学生の時に、セミナーで当社のことを知り実習に来たのですがその際に
「1週間前に診療した牛が元気か気になったから診に来ました」
「最近乳房炎が多いって聞いたから牛の状態とか敷料の状態見に来たよ」
と先輩獣医師がさも当然のように農家さんと話していて衝撃を受けました。
困っている農家さんがいたら親身になって考え、困っていなくても更に経営が良くなるように農家さんに寄り添う獣医師にこの会社ならなれると思い入社しました。
岩泉獣医の診療風景
僕の仕事は大きく分けると診療業務（内科・外科・蹄病・難産など）とコンサルタント業務（繁殖検診など）になります。
診療業務では往診依頼があった農家さんに伺い、診察・治療を行いますが当社では手術を含めすべて現場で行います。
繁殖検診は農家さん毎に担当獣医師が決まっており、分娩してから受胎するまでの期間の牛を対象に直腸検査を実施します。（詳細は事業紹介のページに掲載しています）
また、同一農場で同じ病気が多発していたり、気になることがあれば自分の担当ではなくても、農家さんやその担当獣医師と相談して問題の解決にあたります。
子牛の診療風景
現場で迅速に対応できるように、車内には治療器具を用意
一番のやりがいは「農家さんに対して自分ができること」に限界がないということです。
当社では、実際に自分で診療しそれをコンサルタントに活かすことができるため、農家さんとのかかわり方や問題へのアプローチの方法が無限にあります。
また、先輩獣医師を始めとした先人たちのおかげで色々なネットワークがあるため、各分野の最新の知見や新薬の勉強会など知識を仕入れる場も沢山あります。
先輩獣医にアドバイスをいただくことも
獣医のミーティングでは、治療の報告や意見交換などを行います
目標はとにかく農家さんにもっと貢献しつつ、寄り添った考え方ができる獣医師になることです。
先述したとおり、当社では農家さんに自分ができることに限界はありません。
しかし僕はまだ未熟なため、農家さんへ貢献するために必要な手札がまだまだ少ないです。
また、経験も浅い為、農家さんが望んでいることに気づけず空回りすることも多いです。
今後は知識・技術・経験を重ねながら農家さんとの丁寧なコミュニケーションを心がけて頑張っていきたいです。
インタビューありがとうございました
株式会社トータルハードマネージメントサービスへの実習・採用エントリーは、募集要項をご確認の上、エントリーフォームよりご応募ください。
