GnRHを投与し、その7日後にPGF2αを投与して、さらに2日後に再度GnRHを投与する方法。2回目のGnRHの投与後24~32時間後に排卵が生じるので、人工授精は投与から16~20時間後に行う。オブシンク法は排卵してから5~10日後のタイミングで開始する。
PGF2αを投与して、2日後にGnRHを投与する。その後16~20時間後に人工授精を行う。ショートシンクは第2卵胞波に対して行う。
通常のオブシンクの開始前に、前処置としてオブシンクを行う方法。前処置を行うことにより、その後のオブシンク開始時の卵巣の状態を均一化する。
オブシンク法の初回GnRH投与時に膣内留置型P4製剤(CIDR)を挿入する方法。外因的にP4を投与することでオブシンク法における定時授精前の排卵を防ぐ。また、受胎しない場合でも膣内留置型P4製剤による黄体期間の正常化に効果がある。