牛が食べるエサの善し悪しは、乳生産だけではなく繁殖や疾病にも大きく影響をおよぼします。農場の生産性を包括的にマネジメントする場合、この「飼料マネジメント」をやらずしては何もできません。
飼料マネジメントは
いくつもの飼料の嗜好性、消化性、栄養価、価格等を評価してその特性を活かした利用
選んだ飼料をどのような割合で組み合わせることで、その農場の生産性(乳生産・繁殖・健康)を安全に最大化することができるかを、飼料設計ソフトをもちいて試算。THMSではNDS(RUMEN社)を使用しています。
正確な計量とミキシング。特に高水分の飼料を使用する場合は水分変動に要注意
正しいタイミングで給餌され、エサはつねに採食できるようになっているか
牛の採食行動にエラーが起きていないか(固め食い・選び食い等)。
農場の生産性(乳生産・繁殖・健康)は思った通りにコントロールできているか。もしできていないなら上の①~⑤のどこにどのような問題があるのか?
という6段階で考えます。
また、飼料マネジメントに付随する管理として、
も同時におこなうことで、農場の生産性は最大化されるでしょう。